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社員紹介
「海や港は好きですか?」
田中 佳太
九州支店 設計部 第二課
2015年入社
工学部 出身
僕はとにかく「水」が好きなんです。川でもいいしダムでもいい。それで水に関係する仕事に就きたくて、当社を選びました。
廣田 蛍
東京支店 沿岸防災部 第一課
2020年入社
教育学研究科 出身
私は海というより「波」が好きです。大学院では波の研究をしていて、波をずっと眺めていられる仕事がいいなと思い入社しました。
高橋 由衣
東京支店 設計部 第二課
2022年入社
創造工学部 出身
私は生まれも育ちも埼玉県。ずっと「海っていいな」という憧れを抱いていました。大学は海の近くだったのでよく見に行きました。
髙野 大輝
関西支店 設計部 設計課
2023年入社
理工学研究科 出身
うまく説明はできないのですが、いつの間にか海が好きになっていて。大学でも海洋建築を学びました。海洋トンネルとか好きですね。
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Q.これまで携わった「海」に関する
業務の中で印象的だったのは? -
Q.福利厚生など、どんな制度を利用
していますか? -
Q.5年後・10年後にはどうなって
いたいですか? -
Q.日本港湾コンサルタントって、
どんな会社ですか?
これまで携わった「海」に
関する業務の中で
印象的
だったのは?
入社1年目に担当した赤穂の護岸の嵩上げに関する業務です。当初の条件では「2m嵩上げ」となったのですが、現地に行き「実際は2mなんて無理」ということがわかり、いろいろと調整し直して変更しました。図面だけで判断せず現実的に考える機会になった業務です。
私は東日本大震災で港がどう壊れて、どう直していったのかという歩みを一つの本にまとめる、当社としては変わった仕事をさせていただきました。大変でしたが「他の災害復興にも活用できる資料になる」と言っていただけ、頑張ってよかった!と思います。
南西諸島の離島は台風になると船が着岸できなくなり、1週間以上も食料や医療が途絶えるという深刻な問題を抱えています。そこで現地へ調査に行き、港に防波堤を建てると着岸しやすくなるかどうか静穏度の検討をしたのですが、とても意義のある業務でした。
多分、これはほかに例がないと思うのですが、ある港の全体を3D化しました。ドローンを飛ばして点群データを取って3D化し、そこに自分たちでつくった港湾施設や世界遺産などの3Dのデータをはめ込んで。どこから何がどう見えるか、検証に役立てました。
もう1つ、意外なお仕事が。私は当社が東京理科大学で講義を行っている授業の補助をしているのですが、学生さんが楽しみながら防波堤を理解できる教材として「すごろく」を作ったのです。「コンサルタントがすごろくを作るんですか?!」とびっくりでした。
海外OJTでフィリピン・セブ島の現場で施工管理の補助を行ったのですが、つい最近その工事が終わりフィリピンの方が完成写真を送ってくれました。「自分の専門の波の計算が設計・施工に生かされ、最終的にはこうして形になっていくんだ」ということが実感できました。
自分が携わったところが出来上がると、達成感と同時にそこに人の命がかかっているという責任の重さを感じますよね。
あとは、大学では机に座って計算することが多かったですが、入社してからあちこちに出張に行かせてもらえるのが意外でした。
僕も「思った以上に現場に行くなぁ」という印象が強くて。海岸浸食がひどいと聞いていた唐津湾に何度も足を運びましたが、実際に現地で見てみると「思った以上に波の力で削れるんだ!」と驚きました。貴重な経験です。
きれいな海よりも、汚れていたり課題が多かったりする海を自分の目で見た時の方が、やる気が湧いてきますね!
福利厚生など、どんな制度を
利用していますか?
一番助かっているのは、社宅家賃を会社が8割負担する制度です。もちろん上限はありますが、これは大きい!
旅行で扶養家族の分まで補助が出る「宿泊補助」もいいですよ。何回か利用していますが、補助を使って普段よりちょっと上のグレードのホテルに泊まったりします。
最近結婚しまして、結婚祝金をいただきました。
僕は現在子育て中なのですが、コロナ禍以降もテレワークができるので活用しています。周囲では産休・育休を取る人もいますし、子どもが産まれたばかりの人は定時で帰るようにしていますね。
当社はフレックス制なので、私は電車混雑のピークの時間をずらして8時半に出社しています。日によっては朝一で用事を済ませて10時出社することもでき、すごく助かっています。
業務関係では、資格受験費に対して最初の2回は受験費用全額補助、登録費用や更新費用も出るので、僕も受験時に利用しています。技術士受験のサポートもあります。
私はまだ、おいしく使えていません。これからぜひ活用していきたいな。
社員同士の交流に補助が出る社員交流費も福利厚生のひとつですよね?九州支店では九州野球大会の後の打ち上げなどで利用していますが、みんな飲み会で使っているんじゃないかな?
新入社員歓迎会、忘年会など節目の親睦会で使っていますよ。あまりお金を気にせず楽しめるのはありがたいです。
私の部署では5月に新人歓迎会も兼ねて、社員交流費を使ってバーベキューに行きました。同じ部署の人でも担当が異なると話す機会がないので、飲み会があると「ちゃんと話すのは久しぶりですね〜」みたいに声をかけられますよね。関西支店はどうですか?
買い出しして、広い会議室にみんなで集まって、いつ参加しても帰ってもいい、みたいなゆるい感じの飲み会が多いですね。やはり普段話せない人とコミュニケーションを取れるのがいいです。
5年後・10年後にはどうなって
いたいですか?
今はまだ目の前の仕事に必死に取り組んでいる感じなので、ある程度一人前になっていれば。去年、少しだけかじった波のシミュレーションがすごく面白かったので、もっと様々な計算を回せるようになりたいと思っています。
私は波のシミュレーションの専門性をもっと高めた後に、その経験を生かして海外業務でも活躍したいです。いろいろな国に行って、いろいろな物の見方ができるような人間になりたい、というのが目標です。
自分はその頃は40歳近いので「みんなが安心して仕事ができ、自立していける職場づくりをする」というのが目標。あとは、今やっていることを一つひとつちゃんとやらねば!と思っています。
建設コンサルタントや港湾ってなに?とおっしゃる方も多いですよね。よく考えたら私も入社する前は「岸壁」と言われても、ジブリ映画をイメージするくらいで。そういった方々に私たちの仕事を知ってもらう機会をつくり、広めていければと思います。
日本港湾コンサルタントって、
どんな会社ですか?
一言で言うなら、「いい意味で柔軟な会社」。上司との距離感も遠くないので、仕事がしやすいのかな。
港湾というのは土木に限らず、様々なジャンルが混在する施設なので「いろいろな経験ができる会社」だと感じています。働いているうちに面白いと思える分野がきっと見つかりますので、「港湾という言葉に惑わされず、入ってきてください!」と言いたいです。
「間口が広い会社」ですよね。私は波の研究はしていましたが実は教育学部出身で、就職活動をしていても他社では事務職か営業職しかなくて。当社は研究の内容も理解してくれ、技術職で採用してくれました。
飲む人が多い会社じゃない?というのは冗談。「やるもやらないも自分次第の会社」かな。本当に自分がやりたいことを見つけられたらとことん突き進め、その他の分野も広く学べる環境がある会社です。